単価コンパス

SES正社員 vs フリーランス 徹底比較

同じスキル・同じ客先単価でも、SES正社員とフリーランスでは手取りや働き方が大きく異なります。 図解とデータで違いを比較し、あなたに合ったキャリアを考えましょう。

客先単価60万円での手取り比較

SES正社員
還元率60%
36万円
年収(手取り概算)
432万円
フリーランス
マージン25%※・税引前
45万円
年収(手取り概算)
486万円

同じ客先単価60万円でも、年間で約54万円の差が生まれます。

※ エージェントのマージン率は業界平均20〜30%をもとに25%で試算しています。エージェントにより10〜30%程度の幅があります。

お金の流れの違い

クライアントが支払う客先単価が、エンジニアの手元に届くまでの流れを比較します。

SES正社員の場合

クライアント
60万円を支払い
SES企業がマージンを差し引き
-24万円(40%)
エンジニアの手取り
36万円

フリーランスの場合

クライアント
60万円を支払い
エージェントがマージンを差し引き
-15万円(25%※)
エンジニアの報酬
45万円

項目別スコア比較

9つの観点で比較しました。どちらが自分に合っているか確認してみましょう。

客先単価の開示
SES正社員

非開示が多い

フリーランス

明示される

取り分(還元率)
SES正社員

50〜70%

フリーランス

70〜90%(マージン率による)

年収の上限
SES正社員

会社の給与テーブルに依存

フリーランス

単価次第で青天井

収入の安定性
SES正社員

月給固定で安定

フリーランス

案件の切れ目リスクあり

社会保険
SES正社員

会社が半額負担

フリーランス

全額自己負担

福利厚生
SES正社員

有給・退職金・研修等

フリーランス

基本なし(自分で用意)

案件の自由度
SES正社員

会社が決定

フリーランス

自分で選べる

スキルアップ
SES正社員

研修あり(会社による)

フリーランス

自己投資が必要

確定申告
SES正社員

不要(年末調整)

フリーランス

必要(青色申告推奨)

あなたに向いているのは?

SES正社員が向いている人

  • 1安定した月収がほしい
  • 2確定申告や事務作業をしたくない
  • 3福利厚生(有給・退職金等)を重視
  • 4実務経験がまだ浅い(1〜2年)
  • 5研修制度を利用してスキルアップしたい

フリーランスが向いている人

  • 1収入を最大化したい
  • 2案件や技術を自分で選びたい
  • 3実務経験が3年以上ある
  • 4事務処理・確定申告を自分でできる
  • 5待機リスクに備える貯蓄がある

フリーランス独立前チェックリスト

実務経験3年以上
エージェント案件の大半が「実務3年以上」を条件にしています
貯蓄が生活費の3〜6ヶ月分ある
最初の報酬入金まで1〜2ヶ月かかるケースが一般的
クレジットカードを作成済み
フリーランスは審査が厳しくなるため会社員のうちに
賃貸契約の更新・引っ越し済み
同上。住宅ローンも会社員の方が有利
エージェントに2〜3社登録済み
案件の選択肢を広げ、単価交渉でも有利に
開業届・青色申告申請書の準備
開業後2ヶ月以内に提出。65万円控除のために必須

まとめ

SES正社員とフリーランスは、どちらが「正解」というものではなく、自分のキャリアステージ・リスク許容度・ライフスタイルに合わせて選ぶべきものです。

今の還元率が気になる方はSES還元率 逆算ツールで確認し、フリーランスの手取りが気になる方はフリーランス手取りシミュレーションで試算してみてください。 自分のスキルに合った単価相場を知りたい方はSES単価相場ガイドも参考になります。